novelax

novelax store

8組のデザイナーが自ら主催する、プロダクトの展示や販売のためのプロジェクト「novelax」。
2007年に発足して以来、日本各地30ヵ所以上で展示会やイベントを開催してきました。
各デザイナーが個性を発揮しながら、その集合によって生みだされる世界は、親しみと驚きをもって多くの人に受け入れられ、様々なつながりを生んでいます。
柔軟にデザインと向き合う有機的なプラットフォームとして、こらからも緩やかな進化を続けていきます。

about novelax

2008年08月28日  | 


“novelax”は、「目新しくて緩い」を意味する造語。 クリエイターが自ら主催するプロダクトの展示や販売のプロジェクトです。 ヨーロッパで出会ったゆる〜いクリエイター・デザイナーたちが、それぞれの視点から日常の物たちをどんどん進化させます。 これまでの物のあり方や定義をころりと覆し、プロダクトを新たな段階へと押し進めようとする野心とおちゃめ心に満ちた提案/商品の数々。 各地でプロトタイプの展示や商品化したプロダクトの販売イベントを開催します。

novelaxの作品は、novelax直営ウェブストアー「novelax store online」にてご覧・ご購入いただけます。

[novelax これまでの歩み] 「novelax」は、オランダで学んだ3組のデザイナー(studio note, 能登夫妻, FormlessDesign)が、クリエイター主導の緩やかな展示会プラットフォームとして2007年に結成。その年末、わずか1ヶ月足らずの間に小 倉・薬院・田川・波佐見の4カ所で展示をするという強行ツアー、「novelax2007 福岡・長崎同時多発展」の開催を皮切りに、2008年に入ってからは、恵比寿三越、六本木ミッドタウン、渋谷セルリアンタワー、福岡デザイニング展、新 潟、仙台、札幌など各地でデザイン展を開催。

2008年のデザインウィークではメンバーを倍増(熊野亘, PRODUCTIVE MIND, Schatje Designが参加)、新作発表の場としての新たなデザイン展「ノベラックス PREVIEW 2008」を例年イベントとして立ち上げ、約300名にのぼるご来場者のみなさまを「なるほど〜」とうならせてご覧にいれました。 2009年には、(名実共に)大型新人デザインユニットfiftを新たなメンバーに迎え、novelax直営ウェブストアー「novelax store online」をオープン。展示のみならず販売・広報・マネジメント等、あらゆる側面をクリエイター主導で運営していくプラットフォームを模索し続けてい ます。

参加デザイナー

■熊野亘 / クマノ ワタル
1980年石川県金沢市で生まれ、東京で育つ。金沢国際デザイン研究所(KIDI)を卒業後、フィンランドへ留学、ラハティ応用化学大学を経て、ヘルシンキ芸術大学大学院を卒業。現在、プロダクトデザイナー、Jasper Morrison/ジャスパー・モリソン氏のアシスタントとして東京で働く傍ら、フリーランスデザイナーとしてフィンランドで培ったシンプルかつ機能的なデザインを軸に「NEW-OLD」をテーマに作品を製作中。
http://www.watarukumano.jp/

■能登夫妻 / ノトフサイ
理性と感性のバランス、可能性の発見、偶然の連鎖、ときどき生まれるプロダクト。夫婦共に金沢国際デザイン研究所KIDI出身。卒業後、夫はオランダDesign Academy Eindhoven “IM”MasterCourse にてGijs Bakker / ハイス・バッカー、Ted Noten / テッド・ノートンらに師事、妻はVantanにて縫製技術習得。2005年Tシャツブランド〔シキサイ〕を設立し、国内外のミュージアムショップを中心に展開中。
http://www.notofusai.com/

■水口奈美 / ミズグチ ナミ
「何気なく 役に立つもの、欲しくなるもの。」を心がけてデザインと制作を行う。金沢国際デザイン研究所(KIDI)を卒業後オランダへ渡り、Design Academy Eindhoven Man And Activity学科を2005年度に卒業。ロンドンのStudio Ilse勤務を経て帰国。現在は四国にてhousehold industry(家内工業)によるインダストリアルデザインのデザインと制作を行っている。

■fift / フィフト
2008年に五十嵐勝成・麻美により設立されたデザインスタジオ。
日常に溢れる「とるに足らないこと」を見つめ、感じ、面白がること。
フィフトのプロジェクトはいつもそこからはじまります。
暮らしを楽しむためのそんな些細なメソッドを分かち合い暮らしに取り入れてもらうために、方法として紹介したり、使う人への余白を残した作品として具現化したりしています。
2011年7月、暮らしそのものを見つめ直すため東京から岡山へ移住し、人や街との関わり合いを持ちながら、自治を目指す取組みにも参加し始めました。
http://fift.jp/

■FormlessDesign / フォームレスデザイン
石橋鉄志(企画 / デザイン)・田中カオス(イラストレーション)によるユニット。プロダクト、イラストレーション、グラフィック、ウェブ、インテリア、音楽等、ジャンルを問わず幅広く活動。そこにあるのは、ただ単にあるものを「形」に起こす作業ではなく、より柔軟な方法。私たちの目的は、「FormlessDesign」に触れることで、生活の中に隙間、余地という意味での「遊び」を組み込むことです。
http://www.formlessdesign.com/

■PRODUCTIVE MIND/プロダクティブ マインド
2008年発足。代表の中安秀夫はオランダDesign Academy Eindhoven Man and Living学科を卒業後、グラフィックデザイン、アートギャラリーでのキュレーション、アートディレクションなどの活動を経て、現在はセラミックを中心にプロダクト作品を制作中。
http://www.productive-mind.com/

■Schatje Design / スカーチェ デザイン
鈴木佐知子によって設立されたデザインレーベル。オランダから帰国後、デザインイベントの空間演出、飲食店舗内装デザイナーとして活動するほか、2005年から世田谷区立池尻中学校の廃校再生プロジェクトである「IID世田谷ものづくり学校」の運営・企画・デザイン・建築関係のプロジェクトプランニングとディレクションを手掛ける。
http://www.schatje-d.com

■studio note / スタジオ ノート
日本にてプロダクトデザインを学んだのち、オランダ Design Academy Eindhovenに留学。Jurgen Bey / ユルゲン・ベイ、Gijs Bakker / ハイス・バッカーなどの師事を受ける。在学中にstudio Richard Hutten / リチャード・ハッテン、MVRDVにて研修し、2008年に卒業。帰国後 studio noteを立ち上げる。形が奇麗なだけではなくストーリーのある物作りをベースに活動中。
http://www.studio-note.com/