2024年2月17日(土曜日)
岡山イオンモール内にあるイオンシネマにて
11:10~の視聴
映画をみるきっかけは友人に映画を見に行こうという話になって、どの映画を見るかという話し合いをしていくつか候補が出ていたが行く日程の関係で、上映していたのがゴールデンカムイだったため
この映画は漫画が原作の実写映画だったため、評判がどうかというのを非常に気にしているところがありました。特に、近いうちにあった話として漫画原作の実写ドラマで原作者と脚本家のトラブルがあったケースや、ドラマ(あるいは映画)の内容と原作の内容に乖離が生じている状況が多発しやすい印象があったことから不安に抱いていた。
チケット購入は友人がオンライン予約を用いてくれていて、2番スクリーン。
映画館は当日、他の人気作品の映画もあってか結構人が多かった印象。
ポップコーンや飲み物などは自分は購入しなかったが同行した友人は購入していた。
座席の位置はK-11~13(友人数名と行った)で、スクリーンの大きさはそれなりに大きい印象で、込み具合はほどほどに観客がいる状況だった印象。
客層としては女性客も男性客もそれなりにいるが、PG12ということもあってか大人が多い感じでした。
正直、自分はこの作品の原作に関しては原作の漫画を読んだことのある姉からのまた聞きや、SNSで話題になっている部分を聞いた程度の話だったので自分がどこまでこの話を楽しめるかという心配も少しありました。
また、原作の雰囲気から考えても実写映画で悪い意味であり得る俳優さんの印象が強すぎてキャラの印象がぼやけてしまう可能性も懸念していたところもあります。
ですが、SNSでは原作が好きな人からも評価が高かったのも納得ができるくらい非常に面白かったです。
原作をあまり読んだことのない自分でも『ああ、この作品のスタート地点はこうだったのか』とわかりやすい流れとなっていましたし、話も非常に面白かったです。
また、キャラクターも原作と映画内で同一人物だなとすぐにわかる内容となっていました。
キャラクターのイメージを損なうこともなく、また原作の雰囲気も非常に面白かったです。
また真面目な雰囲気の部分は適度に真面目ですが、コミカルなところは非常にコミカルでドキドキしたり笑ってしまったりの繰り返しで楽しかったです。
原作がアイヌ文化に関しての話を盛り込んだところもあったため、このあたりの分に関してもきちんと扱うか考えていましたがエンドクレジットでもしっかりと記載されているように、アイヌ文化に関しても映画内できちんと丁寧に描写されておりました。
映画内では原作漫画では序盤の5巻以内をクローズアップさせた内容でしたが、そうしたことで原作を知らない人間にとっても、原作を知っている人間にとってもどちらも楽しめるようにしておりましたし、変に切り取りすぎた状態にならずに済んでいた為、原作ファンでも俳優が好きな人でも原作を知らない人でも等しく楽しめる内容となっておりました。
映画の終盤では映画の第二弾、第三弾が出そうな雰囲気を出しつつ、次回作で出るだろうキャラクターたちのビジュアルも一部出していたのですが、あのキャラクターかな、と思わせるくらいクオリティの高い衣装・メイクをしておりました。
個人的には、漫画内でもちらと見た程度で格好いいなと思っていた土方歳三が映画では短い登場ではありましたが非常に格好よかったです。
映画を見終わった後は、友人たちと一緒にお昼を取りながら、映画が非常に面白かったことを話し合って盛り上がりました。
原作を読んだことがありませんでしたが、映画が面白かったこと、原作が好きな友人たちが映画の感想で楽しそうに話をしていたことから機会があったら原作を手にしてみようかなと思う良いきっかけとなった映画でした。
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