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グレイトギフト原作ネタバレ!脚本・キャスト相関図のまとめ

最近、ドラマや映画の世界では原作を持つ作品が増えています。その中でも、『グレイトギフト』ドラマの原作の有無が大きく注目を集めています。原作があるかどうかは、作品の深さやストーリーに対する期待値を大きく左右します。私自身、『グレイトギフト』の背景にある原作や脚本が誰によって書かれたものなのか、その原作がどれほどの人気を博しているのか、そしてドラマと原作の間にどのような違いがあるのかが非常に気になっています。この記事では、『グレイトギフト』のドラマの原作について徹底的に追及していきます。原作があるのか、その種類は何か、原作者のプロフィールや作品の特徴など、原作に関するあらゆる情報を提供していきます。

グレイトギフト原作を知ることでできるようになること

  • 原作とドラマの違い把握
  • ストーリー深掘りで理解向上
  • 登場人物の背景知識獲得
  • 作者の意図を読み解く
  • ファン同士の交流が豊かに
目次

グレイトギフトドラマ作品概要、特徴、あらすじ

『グレイトギフト』は、未知の殺人球菌「ギフト」を巡る熾烈な権力争いと謎の連続殺人を描いたノンストップサバイバル医療ミステリーです。主人公は、うだつの上がらない病理医・藤巻達臣。彼が発見した殺人球菌「ギフト」を巡り、大学病院内で様々な人間がそれぞれの思惑を胸に動き出します。このドラマは、緻密に織りなされた伏線と予測不可能な展開が特徴で、視聴者を最後まで画面に釘付けにします。見どころは、主演の反町隆史による繊細かつ力強い演技と、黒岩勉による鮮烈な脚本です。医療の現場を舞台にした人間ドラマとサスペンスが見事に融合した作品となっています。

グレイトギフトドラマ放送日・放送局・再放送・見逃し配信情報

放送日・放送局・再放送・見逃し配信

項目 情報
放送日 2024年1月開始
放送局 テレビ朝日
再放送 各地方局にて順次予定
見逃し配信 各種オンラインプラットフォームにて提供予定

グレイトギフト原作、脚本について

『グレイトギフト』は黒岩勉による完全オリジナル作品であり、従来の意味での原作は存在しません。この作品は、医療ミステリーというジャンルに新たな息吹を吹き込む、画期的なドラマとして注目されています。黒岩勉は、『ラストマン-全盲の捜査官-』や『マイファミリー』など、数々のヒット作を生み出した脚本家です。彼の作品は、深い人間ドラマと緊迫感あふれるストーリーテリングで知られています。

グレイトギフト脚本家について

黒岩勉プロフィール

  • 経歴: 数々のヒットドラマを生み出し、「令和のヒットメーカー」と称される。
  • 年齢: 公表なし
  • 出身: 日本

過去の代表作

  • 『ラストマン-全盲の捜査官-』
  • 『マイファミリー』
  • 『TOKYO MER~走る緊急救命室~』
  • 『グランメゾン東京』

 

黒岩勉の脚本は、そのリアルな人間描写と緊迫したストーリーラインで多くのファンを魅了しています。『グレイトギフト』においても、彼の筆致は冴えわたり、ドラマの奥深さを一層引き立てています。

グレイトギフト1話ネタバレ

元総理大臣の愛宕克己が明鏡医科大学付属病院で急死するところから物語が始まります。彼は心臓疾患の手術中に容態が急変し、急性心不全と診断されます。しかし、検査技師の久留米穂希は彼の死に疑問を持ち、殺人の可能性を指摘します。彼は会員制ラウンジのオーナーとの不倫関係や遺産相続の争いなど複雑な背景を持っていました。

藤巻達臣は愛宕の遺体を調査し、右頸部に黒ずみを発見します。液状検体からは未知の球菌が見つかり、急に消滅する異常な現象が発生します。院内で新たな不審死が発生し、藤巻は危機感を募らせます。

このエピソードでは、愛宕の死にまつわる謎や事件の背景が明らかにされていきます。彼の人生や政治家としての経歴、家族との関係性などが描かれ、登場人物たちの心情や動機が複雑に絡み合います。特に、久留米穂希の行動が注目され、彼女の推理や行動力が物語の鍵を握ることになります。

脚本家の黒岩勉氏が手掛ける本作は、キャラクターの心理描写や事件の謎解きが魅力的です。ドラマの独自の世界観とスリリングな展開に引き込まれ、次回の展開が気になります。期待が高まる一作となっています。

また、エピソード内に登場するキャスト陣も素晴らしく、個性豊かな演技が物語の深みを増しています。特に、反町隆史演じる藤巻達臣の緻密な演技や波瑠演じる久留米穂希の切れ味のある表現力は見どころの一つです。

緊迫感漂うストーリー展開やキャラクターの心理描写、そして事件の真相に迫る謎解きが視聴者を引き込みます。次回以降の展開がますます楽しみになる、見逃せないドラマです。
登場人物たちの複雑な人間関係や心情が交錯する中、愛宕克己の死にまつわる謎が次第に明らかになっていく様子が、視聴者を引き込む要因の一つです。また、事件の背後に潜む陰謀や犯人の正体についての推理が続き、視聴者は次の展開に期待を寄せることになります。

さらに、ドラマの演出や撮影技術も素晴らしく、緊迫感あふれるシーンや心理的な緊張感がリアルに描かれています。特に、病院内の緊迫した空気や登場人物たちの表情から伝わる心情の揺れなど、視覚的な演出が物語の臨場感を高めています。

登場人物たちの心理描写や複雑な人間関係、そして事件の謎解きが見どころの一つとなっています。次回以降の展開がますます気になる、見逃せないドラマとなっています。
ドラマは政治家や医療関係者など、社会的地位や権力を持つ人物たちの葛藤や腐敗、裏切りなどをリアルに描き出しており、現代社会の問題や論点にも触れています。特に、元総理大臣の急死という出来事が巻き起こす混乱や影響が、社会全体に及ぼす影響についても考えさせられる内容となっています。

グレイトギフト3話ネタバレ

白鳥に逆らえない藤巻

殺人球菌・ギフトの存在に気付いた病理医の伊集院薫(盛山晋太郎)は、藤巻達臣(反町隆史)を脅して大金を手に入れようとします。藤巻は、白鳥稔(佐々木蔵之介)に伊集院のことを報告します。すると白鳥が、またもやギフトを使用し伊集院を殺害してしまいました。これ以上被害者を出さないために、藤巻はすべてのギフトを破棄しようとします。しかし妻・麻帆(明日海りお)の手術があるため、白鳥に従うしかありません。
ギフトの培養を手伝っている久留米穂希(波瑠)が、ギフトを作り出した犯人かもしれません。しかし全く関係がないとすれば、久留米の命が危機にさらされる可能性があります。久留米がギフトの存在を知っていると白鳥にばれたならば、伊集院のように久留米も殺されてしまうかもしれません。藤巻は、これ以上ギフトにはかかわらないほうががいいと、久留米にくぎをさします。

白鳥の悪事を止める

白鳥を慕う藤巻の同期で心臓外科医の郡司博光(津田健次郎)は、白鳥と藤巻が急接近していることが面白くありません。藤巻の行動を監視していた郡司は、ギフトの存在を知りました。郡司は、白鳥がもくろむある恐ろしい計画の話を藤巻にします。白鳥は、医学系大学連合会議の議長の座を狙っています。そのためには、ライバルである副議長の大泉篤(西岡德馬)が邪魔です。白鳥が次にギフトを使用するとすれば、大泉に違いないと郡司は見ています。
この週末に、白鳥は大泉と一緒に軽井沢でゴルフをして、その後大泉の別荘に行くことになっています。白鳥がその日に大泉を殺そうとしているかもしれないため、藤巻と郡司は週末に白鳥と共にゴルフに参加することにしました。

郡司の嘘

週末になり、郡司と藤巻は白鳥と共に大泉とのゴルフに参加します。白鳥がいつギフトを使うかわからないため、藤巻は終始冷や汗が止まりません。ゴルフを終えた白鳥は、用事があり帰ってしまいました。その後藤巻は、郡司と共に大泉の別荘へ向かいます。大泉が殺害されずに済んだと思っていた藤巻ですが、酒を飲んだ大泉がその場に倒れ込んでしまいます。酒にギフトを仕込んだのは郡司でした。郡司と白鳥はぐるになり、藤巻を騙していたのです。
信じた郡司にまでも騙されていたことを知った藤巻は、深くショックを受けます。そんな中、麻帆(明日海りお)の手術が決まります。ますます白鳥には逆らえない藤巻。手術は成功しましたが、白鳥が麻帆に何をするかわからないため、白鳥の言いなりになるしかありません。
何もかもが嫌になった藤巻が自暴自棄になります。そんな藤巻に久留米が「私は藤巻先生に好意を寄せています」と告白します。

感想

久留米はやはり藤巻が好きだったんですね。でもあんなに冷静に好きって言われたら、何だか返事が難しそうです。しかも藤巻には奥さんがいます。久留米と藤巻との関係に進展はなさそうですが、藤巻が不倫したらそれを餌にまた白鳥が脅してくるのだろうと思いました。麻帆の手術は成功し、あとは順調に回復を待つだけです。そうなれば脅しはきかなくなります。白鳥にいつまでいいように使われるのか?藤巻の逆襲が待ち遠しいです。

グレイトギフト4話ネタバレ

藤巻の勘違い

検査技師・久留米穂希(波瑠)から突然の告白を受ける病理医の藤巻達臣(反町隆史)は驚きを隠せません。「藤巻先生が好きだから、放っておけないんです」と言われた藤巻には、妻も子供もいます。藤巻は、久留米の気持ちはうれしいが、自分には妻と子どもがいると伝えます。すると久留米から、恋心ではなく藤巻を慕っているのだと言われた藤巻は、勘違いしていた自分を恥ずかしく思うのでした。

盗まれたギフト

自分が理想とする医療を実現させるために前理事長を殺害し、新理事長となった白鳥稔(佐々木蔵之介)は、藤巻が培養したギフトを悪用して邪魔者を次々と排除しています。そしてギフトの存在をしっている心臓外科医の郡司博光(津田健次郎)と藤巻を教授に任命する白鳥。
そんな中、政財界の大物が三人とも急性心不全で死亡したことがわかります。三人の遺体写真には首元に黒い謎のシミがあり、それを見た藤巻はギフトが使用されたのではないかと疑います。自分が培養したギフトが、知らない間に使われた可能性があり、藤巻は心当たりのある人物に直接尋ねることにしました。

・ギフトを巡る黒い渦

研究室の鍵を持っているのは藤巻以外に事務長の本坊巧(筒井道隆)しかいません。藤巻は本坊にギフトを盗んだのではないかと尋ねます。するとあっさりと本坊はギフトを売り渡したと認めてしまいます。ギフトを裏ルートで高値で売り飛ばしている本坊。その金で、思いを寄せる会員制ラウンジのオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)をものにするつもりです。本坊は、今後もギフトを使った商売をするつもりです。そのためにこれらもギフトを作って自分によこすよう藤巻に言う本坊。もし自分の命令に背けば、ギフトの存在を久留米が知っていることを白鳥に話すと脅します。

後日、藤巻は本坊に偽のギフトを手渡しました。すると本坊が悪い男に捕まってしまいます。そのことを知った藤巻が駆け付けると、郡司がやってきました。藤巻の不審な行動をずっと監視していた郡司が、悪い男と交渉し始めます。これからは自分が窓口となり、ギフトを売ると話す郡司。

悪い男たちは郡司の申し出を受け入れ、祝いの酒を飲みました。すると男たちは倒れ込みます。郡司が酒にギフトを仕込んでいたのです。これからは白鳥ではなく自分がギフトを使用して頂点に上り詰めると言い出す郡司なのでした。

・感想

ついに郡司が白鳥を裏切るのかと楽しみです。いつ郡司が裏切ってもおかしくはないと思っていたので、ついにその時がきたか!といった感じです。郡司は白鳥以上にギフトを乱用しそうで怖いです。藤巻はもうどうすることもできないでしょう。これから藤巻はどうなってしまうのか。そして白鳥はどのように抹殺されるのかなど、次回も楽しみです。

グレイトギフト5話ネタバレ

郡司の企み

事務長の本坊巧(筒井道隆)の命を救うため、病理医の藤巻達臣(反町隆史)が会員制ラウンジへやって来ます。本坊は悪い男二人に捕まっていました。藤巻のあとをつけてきた心臓外科医の郡司博光(津田健次郎)が、男たちにギフト入りの酒を飲ませ殺害します。本坊がギフトを知っていること、そして久留米もギフトの存在を知っていることを知った郡司は、本坊と藤巻を脅して支配下に置くことにします。そして今度は、白鳥に代わり頂点を極めようと考える郡司。今後は白鳥ではなく、自分に従うよう本坊と藤巻に言います。郡司に逆らえば、妻・麻帆(明日海りお)の命がどうなってしまうかわかりません。藤巻は郡司のことを白鳥に報告することもできず悩みます。
その後白鳥に呼び出された藤巻は、自分を裏切るようなことはしていないか聞かれ焦ります。藤巻は、白鳥を裏切るようなことは何もしていないと嘘をつきました。

郡司の弱み

藤巻は麻帆を転院させようとします。しかし麻帆は転院しようとしません。一方、会員制ラウンジのオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)に片思い中の本坊は、安雲が郡司に好意を寄せていると思い、ある計画を企てました。郡司が不倫している証拠を掴み、それをネタに郡司を脅そうとする本坊。郡司が不倫している相手を探る本坊と藤巻ですが、なかなか相手がわかりません。そこで藤巻は、郡司にカマを掛けることにしました。

郡司の不倫相手

藤巻に不倫がばれた郡司は戸惑いを隠せません。その足で麻帆の病室へ行く郡司。実は、郡司は看護師長の鶴下綾香(片山萌美)の他に、麻帆とも関係を持っていました。二人の会話を病室の外で聞いていた藤巻はびっくりします。藤巻が外で聞いていることを知った麻帆は、郡司との不倫を認め、藤巻に離婚届を渡しました。
郡司と麻帆の関係を知った鶴下は、ギフトを使って殺したい人物がいると白鳥に打ち明けます。白鳥からもらったギフトで麻帆を殺害しようとする鶴下。しかし白鳥が渡したギフトは偽物で、その後鶴下は白鳥の手により殺害されます。
藤巻は白鳥が恐ろしくてしょうがありません。そんな藤巻を郡司がある場所へ連れて行きます。

感想

鶴下までもが殺されるとは、びっくりです。しかも麻帆が郡司と不倫していたなんて、信じたくありませんが、かなりショックです。思わせぶりなそぶりは見せていましたが、それはあくまでも藤巻に見せつけるためにしていたとばかり思っていました。藤巻がかわいそうすぎます。藤巻も久留米と一緒になればいいのですが、久留米は藤巻のことを男性としては見ていないようで、これから二人の関係が変わっていけばいいと思いました。

グレイトギフト6話ネタバレ

白鳥理事長郡司本坊事務長杏梨に加え、久留米が揃っていた。

白鳥は 、医学系大学連合会議の議長選で勝つための裏金を作るためと宣言。理事長室に集まったメンバーを見て藤巻は驚愕する。藤巻の忠誠心を疑う白鳥は妻の麻帆にギフトを贈ると脅迫するが、悪事に加担してまでも命がけで守ってきたのに裏切られ、離婚まで切り出された。今後は自らの意志でギフトを作ると宣言し、法外な金を要求する。白鳥を逮捕するために不可欠な確たる証拠を手に入れようと奔走する。神林の方も、月足と、2人の捜査を知っている月足の上司を巻き込んで内偵を進める。久留米がネットで買った盗聴器発見機で調べると、コンセント周りに盗聴器が仕掛けられていた。ギフトの闇取引の日時が決定し、絶好のチャンスが到来する。神林は「殺人を見逃して命を救われた」という重い十字架を娘に背負わせるわけにはいかない。

琴葉のことはどうにかして絶対自分が助けるという決意を固める。「俺の目を見ろ!」と威圧的な態度で迫る藤巻は「ギフトで戦おう」と宣戦布告。それでは、ギフトを作れる藤巻の方が圧倒的に有利だ。白鳥は「アルカナム」の取引に出席することにする。ヘアメイクと服の見立ては奈良が担当している。

「藤巻先生とドレスコードのある店に行く」と聞いた奈良はデートだと思ってウキウキしている。藤巻たちの本来の目的は白鳥が殺人に関わったという決定的な証言を引き出すこと。取引現場のVIPルームで藤巻は白鳥にいろいろと話を振ってみるが、決定的な証言を得られない。神林が殺したい人物の名前と「殺してほしい」という殺人の指示を引き出した。警察内でも無駄な捜査を止めるように根回しをしていた。さらに、白鳥に藤巻の動きをすべて伝えていた。裏切られたことは辛いが、娘を救うためなら悪魔に心を売り渡す神林の気持ちがよくわかる。自分も妻を救うために何人もの命を奪ったという辛さを背負うようになるはず。「友達として」いつでも話ぐらいは聞くと言葉をかけた白鳥。ラボの藤巻にコーヒーを渡す白鳥のもとにはギフトだった。盗聴器を見せると驚く白鳥が本坊に付けさせたものではなかった。

「ギフトの創造者」を名乗る犯人から藤巻に電話がかかってきた。機械音声で、「アルカナム」でのギフトの取引を中止しろと告げる。従わなければ病院の患者にギフトを贈るというのだとか。
「オクトセブン」の意味が気になります。また電話があったタイミングからすると、盗聴器を仕掛けたのは誰かわかりそうです。

グレイトギフト7話ネタバレ

【殺人球菌の犠牲者】

霊安室。明鏡医科大学付属病院理事長・白鳥稔と病理医・藤巻達臣は板橋芳子の遺体の前で立ち尽くしていると、藤巻の携帯電話に着信がありました。相手は非通知です。
白鳥がスマホの録音ボタンを押し、スピーカー設定で藤巻が出ました。
「ギフトを売ればさらに犠牲は増えます」と機械音声が流れ、白鳥が、販売は中止しますと答え、ギフトの販売を阻止する理由を尋ねると、「ギフトには大きな欠点があります」と答えました。さらに、「私のオクトセブンを調べれば気づくはずです」と言って電話が切れました。
藤巻はパソコンにギフトとオクトセブンの比較画像を映し出して、培養して調べないと性質の違いは分からないと白鳥に報告し、ギフトと同じ培地以外にも環境や養分を替えて試すと伝えました。
白鳥は、情報を共有して久留米にも手伝ってもらうよう指示し、自分は捜査のプロに力を借りて犯人を捜すと言って立ち去りました。
犯人は藤巻の電話番号を知っていて、球菌の事も知り得る立場に人物ということになります。この二つの事からもかなり絞られると思います。病死ではなく、殺害、しかも病院内で、そんなことがあっていいのでしょうか。許せません。
久留米穂希は病理部の検査技師で冷静沈着で仕事ぶりは優秀で、藤巻とは気が合うように感じます。
藤巻も気が許せる頼りになる存在で、この二人のやり取りは穏やかな雰囲気で心地良いです。

【警部補・神林育人が白鳥理事長の依頼で捜査を始めました】

白鳥は犯人が患者を人質にして脅してきたことも神林に伝え、犯人捜しの協力を要請しました。
神林は被害者・板橋芳子の病室周りの防犯カメラや犯人が使っていたと思われる盗聴器についての調査の結果を白鳥に報告しました。
犯人に繋がる一番の鍵は最初にギフトで殺害された愛宕元総理で、犯人と愛宕には何らかの関係があり、犯人が私のオクトセブンと言っていたことを思い出した藤巻が神林に伝え、球菌を扱える人間だと睨みました。
神林は愛宕と犯人の接点になるような場所を調べたと言いながらタブレットの国立生命理工学研究所を見せて、10年前愛宕の肝いりで創立された施設だと説明しました。
明鏡医科大学付属病院の職員名簿と履歴書を確認した結果、この研究所出身者が1人いて、臨床検査部細胞培養士・北本秀介でした
神林の娘・琴葉は重い心臓疾患を抱えて明鏡医科大学付属病院の入院中で主治医は白鳥です。極秘裏に捜査を依頼するには適任者だと思います。優秀な刑事であり、娘が入院していることで病院内の事も分かっているようですし、協力も得やすいと思います。

【新種の球菌の扱い方についての北本からの情報】

病院エントランスで神林と藤巻は北本に話を聞いています。
愛宕とあったことがあるかと質問しましたが、一度もあっていないと答え、怪訝そうな表情の北本に神林が警察手帳を見せ、愛宕元総理の死の真相について調べていることを伝え、研究所の人間で愛宕元総理と関係が深かった人を尋ねると、稲葉所長くらいだと答えました。
神林は噓や隠し事は証拠隠滅罪に問われることを説明し、藤巻が北本に、話した方が良いと促すと北本は私が情報源だと言うことは秘密にしてもらいたいと前置きをして、生命研では研究の過程で未知の細菌が突然変異などで誕生した新種の球菌には発見した月と日付を名前につけるのが決まりだと説明しました。
危険度はAからEランクまであるが、ほとんどが無害のEでたまにDがあるくらいだがオクトセブンは唯一Bランクに属していたが危険性が判明、研究所内で完全に消滅させられたはずだと話しました。
神林が当時の職員名簿が見つかったら連絡するように依頼して、立ち去りました。
神林はさすが刑事です。捜査の手順が的確で無駄な動きがありません。すぐに関係者にたどり着き話を聞いて情報を集めています。刑事ではない藤巻の一言も効いています。

【ギフトとオクトセブン】

藤巻のスマホに久留米から着信があり、藤巻は病理検査室に急いで戻りました。
すべての細胞株の30%が死滅してさらに拡大しています。生存部分を切り離し新しい培地に移植することにしました。
藤巻のスマホに着信がありました。非通知の表示です。スピーカー設定で電話に出ました。「そろそろお気づきになる頃ですね」と言ってきました。藤巻が培養したオクトセブンが死滅し始めていることを伝えると、「それこそがオクトセブンに備わった偉大なる力です」と返事が返ってきました。
夜の理事長室。それでそのまま全滅した?と報告を聞き返しました。
藤巻は、移植したが死滅が止まらなかったことを報告し、白鳥が考えられる原因は?と問いかけるとギフトは1種類の培地で培養を続けることが可能だがオクトセブンは1種類の培地だとある程度は成長するが途中で違うレシピの培地に切り替えないと死滅してしまう。複数の培地のレシピを解読するのは極めて困難で培養は不可能だと想定されました。
犯人はギフトには大きな欠点があると言っていたが、オクトセブンよりもギフトの方が優れているように思うと白鳥が言うと、ギフトの培地のレシピは研究すれば見破ることが可能であり、それこそがギフトの欠点なのではないかと久留米が言いました。オクトセブンの培養は不可能でコピーが出来ないと付け加え犯人がギフトの販売を阻止した理由はコピーの防止だと想定しました。
藤巻と久留米が膨大な量の培養と研究が必要になると言うと白鳥はラボを拡張することを提案し、事務長・本坊巧に新しい部屋に案内させました。ラボには要求した機材が用意されていました。
犯人も白鳥も正常な思考が出来ない精神状態だと思います。自分に不都合な人物ってそんなに大勢いるのでしょうか?犯人は何者かまだ分かりませんがこの球菌は殺人にしか使えません。白鳥は医師です。球菌に拡散を防止したりするための研究をするべき立場なのに自ら殺人を犯す行為が理解できません。もはや、医師ではなく殺人者です。神林や藤巻も犯人を見つける行動をしていますが白鳥がこの球菌で殺人を犯していることを知っていて協力しているのですから、正義ではなく犯罪に加担していることだと思います。

【郡司の妻・佳澄と藤巻の元妻・麻帆】

病院の診察室で藤巻の元妻・麻帆が郡司医師の診察を受けて診察室を出ると、女性が麻帆に声を掛け、郡司博光の妻・佳澄だと自己紹介しました。麻帆は驚きましたが挨拶しました。
佳澄は理事長の妻の座が欲しいので郡司を理事長にしたいのだと言い、協力を求めました。
病院内の仲良しさんからいろんな情報が入ってくると言って、郡司と麻帆の不倫や、藤巻が病理部の部下の久留米穂希とつきあっていることも知っていました。麻帆は絶句しました。
藤巻のマンション。藤巻は誰もいないのを確認して恐る恐る中に入って着替えをカバンに詰めました。
荷物を纏めた藤巻はカバンを持って玄関へ行こうとしたとき、テーブルに無造作に置かれている離婚届が目に入りました。すべて記入済みで役所に出せばいいだけの状態でした。そこへ麻帆が帰宅して、藤巻が慌てて離婚届をもとの場所に戻しました。麻帆は冷たい目で藤巻を見て、部屋の鍵の返却を求めました。
どこにでも噂をするのが好きな人がいるものですが藤巻と久留米の話でも分かるように事実と違うことも多いのに。
夫に不倫されている佳澄の気持ちも分かりますが言動が下品ですし夫が理事長になれると思い込んでいることも夫のことがわかっていないと思います。
人の好き嫌いは理屈ではないので仕方のないことだとは思いますが、藤巻に対する麻帆の態度は冷た過ぎますし離婚届を出していない事や久留米の事を気にしている麻帆が理解できません。強がっているこの妻たちも哀れだと思いました。

【国立生命理工学研究所の元所長・稲場堅三郎を訪ねました。】

稲葉堅三郎は笑顔で話しに応じてくれましたが神林が愛宕元総理の死について調べていると話を切り出し、急性心不全は意図的なものだったのではないかと言う疑いを持っていると話すと不愉快だと言って笑顔が消えました。
藤巻が病理解剖時の写真を見せて右頸部の黒いシミを見せました。
ここから液状検体を採取して調べた結果、新種の球菌が発見されたことを説明しました。
神林は、稲葉が所長を務めていた当時生命研内で発見されたレベルBの殺人球菌オクトセブンだと告げ、オクトセブンを研究所から持ち出し明鏡医科大学付属病院内で使用した人物がいると言って稲葉を見据えて、それは、誰です?と神林が稲葉の顔を見つめ、藤巻も、教えて欲しいと懇願しました。
稲葉は長い沈黙の後、少し考えさせてほしいと沈痛な面持ちで言葉を絞り出すように言いました。
神林は、ご連絡をお待ちしていますと言い、藤巻と神林は稲葉家を出ました。藤巻が教えてくれますかねえと神林に聞くと、ええ必ずと答え、私の勘ですけどねと付け加えました。稲葉の家の敷地から車が出ました。何者かが車を見送っています。
立場の違う神林と藤巻が一緒に訪ねたことで、それぞれが専門的な説明が出来、必要な情報を得るのに有効的だったと思います。
稲場の態度で重大なことを知っていることは明らかです。神林は、話してくれると確信したようですが、稲場が辛そうな表情だったので誰かに相談しようと思ったか、あるいは、自分で罪を背負って自殺してしまうのではないかと心配になりました。神林は、楽観的だと思いました。

【稲場堅三郎が殺害されました】

海辺の公園で稲葉がベンチに座っていると、背後から何者かが近づきます。稲葉が痛みを感じて腕を見ると注射器が刺さっています。振り返って犯人の顔を見て、やはり君かと言いました。注射器の中の液体が注入されました。
犯人が立ち去り、死を覚悟した稲場は、計画を止めなかった私の責任だと言って苦しそうに胸を押さえてベンチの上で横になり息絶えましたが、周囲にいる人は誰も異変に気付きません。
やがて首筋に黒いシミが出ました。
神林と藤巻が帰る時何者かが車を見送っていましたが、味方とは思えませんので稲場を脅して口止めするか、殺害するのではないかとハラハラしてみていましたが、こんなに早く、しかも、球菌を使って殺害するとは思いませんでした。それに、服の上から射せる注射針って凄いと思いました。殺人者にとっては周囲に気づかれず、楽に殺害できるわけです。怖いです。

【犯人が分かりました】

神林が藤巻に稲葉が殺されたことを伝えました
藤巻がラボにあるオクトセブンのシャーレを見ました。貼られた名前のシールにカタカナ表記のモノと英語表記のモノが混在しています。その瞬間記憶がよみがえり、同時にそれまで感じていた違和感の正体に気付きました。真っ直ぐ久留米を見つめ、そろそろ明鏡から離れてくださいと言いました。
久留米がどうしたのかと聞き、藤巻は、あなたが心配なだけだと答えると久留米は無言で藤巻を見つめ返しました。
そのとき、藤巻のスマホに着信があり、犯人が分かったので理事長室に来てほしいと言うのです。
理事長室には神林だけではなく本坊と郡司もいて北本から出させた職員名簿を見せました。
付箋の付いているページに久留米穂希の名前がありました。
藤巻が久留米を疑っているのかと問いかけ彼女が働いていたとしても犯人と決めつけることはできないと弁護しましたが、郡司が久留米の背後から腕に注射器を突き刺し、助けようとする藤巻を神林と本坊が羽交い締めにしました。
白鳥が久留米に向かって、あなたが犯人ですねと問いかけると、久留米は諦めたように目を伏せて、レベルBオクトセブンを作ったのは私ですと告白しました。
久留米が犯人だとは思えません。藤巻も久留米が関わっていることを察知して明鏡から離れることを勧めたのだと思いますが、オクトセブンの創造者から藤巻に電話があった時もその場に居ました。レベルBオクトセブンを作ったのは自供通り久留米だとしても、誰かに命じられて作ったとしか考えられません。
久留米個人がそんな設備を用意できるはずがありません。
藤巻は、犯人が分かってきたのではないかと思います。神林の協力を得たいところですが、以前に裏切られていますから信用していないと思います。

 

グレイトギフト原作のまとめ

『グレイトギフト』は、2024年にテレビ朝日で放送された話題のサバイバル医療ミステリードラマです。このドラマは、令和のヒットメーカーと称される脚本家、黒岩勉による完全オリジナル作品であり、従来の意味での原作は存在しません。未知の殺人球菌「ギフト」を巡る熾烈な権力争いと謎の連続殺人事件を描き、反町隆史が演じる病理医・藤巻達臣の奮闘を軸に、医療現場の陰謀と人間ドラマが巧みに絡み合います。黒岩勉の筆致による予測不能な展開と緻密な伏線は、視聴者を最後まで惹きつける力を持っており、ドラマとしての新たな地平を開きました。

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